2012年11月1日パソコンやハードのことWindows8, レビュー

メインマシンがエンコして暇なので、VMwarePlayerを同時に立ちあげて
Windows8 RTM版の使い勝手を試して見ることにしました。
どちらも重い処理だけどそこは気にしない。

まずはVMware PlayerにWindows8で仮想マシンを作成します。
今回は起動ドライブに20GB、64bit版を入れるのでメモリは4GBとしました。8GBでも良かったかも。

ダウンロードしたisoを指定してセットアップ開始。
このソーラレイみたいな画像も
ConsumerPreview版(RTM版の前の評価版、β版みたいなの。そもそもRTM版は製品版いっこ手前のほぼ完成版の事)
では金魚みたいなアニメ調ベタ塗り画像が出てました。金魚なのか分からんけど。
今回Windows8自体がベタ塗りベースの、平面調なGUIになってるので、それらイラストも平面調。

ここからセットアップ完了までの画像が続きますが
調子こいてSS撮りまくっていたら34枚になってしまったので、追記に掲載することに。

2016年9月20日パソコンやハードのこと510, GeForceGTX650, レビュー

というわけで、セカンドマシンにてベンチマークを実行。
何故かCrystalMark2004R3が動かないのでこれは除外。
何で動かないのかさっぱり理由がわかりませんが、また動いたら報告します。

まずはSATA2.0でのIntel510のCrystalDiskMark

理論値300MB/sに比べたら全然ダメですが、多分チップ自体の性能が良くないと思われる。
4KQD32はXPでフォーマットしててアライメントしてないのでこんなもんです。

お次は古いベンチですが、HDBENCH

DDはドライバの設定で垂直同期を切ってます。
解像度は1920*1080のフルHD。LEDプロジェクターでの測定なので、実際の画面は若干ボケてますが。

最後は2Dmark

GDIは6410点、D3Dは10262点。
SandyBridge環境の560TiはGDIが5839点、D3Dは13834点だったので → GTX560Tiのベンチマーク
D3Dはモデルナンバー通りのスコアですが、GDIは560Tiが一世代前とはいえミドルハイより上ってのは素晴らしい。
この性能が1万円くらいで買えるのである。

CrystalMarkが動けばOpenGLのスコア比較も出来たのに…動かないのが悔やまれる。
いや、そもそもD2Dのスコア比較ができない…。
HDBENCHのDDでも比較はできると思うだろうけど、メインマシンは既にXP環境がないのであった…。
(起動ドライブIntel330搭載時にデュアルブートをやめた)

WindowsXP SP3環境でCrystalMark2004R3が動かないっていう事例がドコにもないので
解決策がまったく分からん。
作者も更新停止中なので、今後も動かないんだろうしなぁ…。
実行ファイルをクリックしても一瞬起動するように見せかけて何もおこらないのである。

2016年9月19日パソコンやハードのことWindows

旧メインマシン、すなわち現セカンドマシン→ つくも
がずっと部屋で腐っていたので、テストがてら復帰させることに。

主な目的は、2Dが早いビデオカードスレにて新コアのGeForce600シリーズ、GTX650のベンチマークが上がっていたので
そこでのGDIが現メインマシンの560Tiより良かったので

買うことに。

ミドルハイ以上ばかり買っていたので、サイズはかなり小さく感じます。

そして起動ドライブは、以前まではC300を使っていましたが
blogでは報告していませんけど、メインマシンのSSDはFORCE3からIntel330に変わったので
FORCE3とIntel510が余ってしまったのでこれを使うことにします。

ですが、セカンドマシンはP55チップセットでネイティブSATA3.0サポートではないから
PCI-Ex1で使えるSATA3カードを使って、SSDのスペックをフルに使えるようにします。

予定の構成はこれで。

CPU:Intel Core i7-860
MEM:Kingston DDR3-2000 2GBx4
M/B:Gigabyte GA-P55-UD3R(BIOS F8最終版)
GPU:GALAXY nVIDIA GeForce GTX 650 GDDR5-2GB
HDD:Intel510 SSD 120GB
その他:DVDスーパーマルチドライブ
PCI-Ex:RAID JET SD-PESA3-2RL SATA3.0x2ポート
OS:Microsoft Windows XP Professional SP3 32bit

GPUとSSD以外の構成は変わらない。
WindowsがXPなのは、ビデオカードのD2DとGDIパフォーマンスを有効に使うため。

で、準備が出来たと思ったら、大抵の新しい外部カードを挿す場合は
OSインストールの時点で標準ドライバを持っていない為に、セットアップが進みません。
今回の場合は、SATA3.0どころかXPはSATAを知らない世代ですので無理もないです。
OS標準ドライバでもSATA3.0のチップを知らないので、セットアップしようにもドライブが表示されません。

そこでセットアップ途中でF6押してFD使ってドライバを読みこませるのですが
このマシンはFDドライブを持っていません…。
でもFD付け替えるのはクソ面倒くさいので、XPにそのドライバを入れた統合CDを作る事にします。

パソコンやハードのことSandy Bridge, らぐほ

この間、「らぐほの赤帽」くんが壊れてしまったPCをリプレースする為に、パーツ構成を見積もっていたので
もしそれを自分が作ろうとした場合は
どんな構成にするのかと思って、自分で簡単に見積もってみた。

あ、関係無いですが自宅サーバーへのアクセスが重い問題は
Windows7のhostsファイルにIPv6のLocalhostの扱いを無効にすることで
10秒くらいかかっていたのが5秒くらいまで短縮できたので、根本解決にはなってないけど現状はこれで我慢します。

現在のパソコン業界は、主流がIntel系だとLGA1155世代のIvy Bridgeコア。
ウチのメインマシンであるSandy Bridgeの後継コアで、ようはシュリンクされて消費電力が下がったコアです。
ただ、こいつには少しばかりIntelの仕様変更で厄介な問題が浮上しており
消費電力が下がった事で発熱が減った為に、CPUのヒートスプレッダーとコア間を埋める熱伝導剤を変更してしまい
ハンダからシリコングリスに劣化させてしまいました。
表向きは、発熱減ったからいいだろ的なもんですが、ようはコスト削減の役目も買っています。

こうなるとどんな問題が起こるかというと、
根本の排熱対策が弱い為に、どんな高性能クーラーに変更しても大した恩恵が得られなくなるということ。

クーラーかけて部屋を冷やす前に、痩せろよピザっていう感じです。

そこで自作界隈では、ヒートスプレッダーを外して、シリコングリスからシルバーグリス等、
もっと熱伝導率がいいものに変えてから高性能クーラーや水冷を導入して熱対策をする
通称「カラ割り」をしていたりと、一工夫加えないと効率良く冷却できないという問題が出ています。
※失敗してCPUコアを傷つけたり、CPUウェハー表面を傷つけると
 配線が断線して最悪CPUが死ぬ場合もあるのでやられる方は自己責任で。

Intel側は、別に熱暴走すること無く冷えてるからいいだろっていう感じらしいですけど
平均温度が高いよりは低めのほうがパーツは長持ちするので、基本的には冷やせるに越したことはないです。

というわけで、自分がもし一つのパソコンを長く使いたい場合、こういった不安要素があるパーツは避けるべきと考えて
自分が見積りする場合は、この問題が解決するまではIvy Brdigeは使わないでSandy Bridgeを選びます。

が、今回は仕事で使うマシンみたいなので標準Sandy Bridgeではなく、LGA2011版を使うことにします。
こちらはIvy Bridge-Eは今年度Q4で出るので、こっちがグリスの対策が解決してるなら後々乗り換えてもいいかと。
それにLGA2011版は6コアCPUがメインストリーム向けで使えます。

メモリの扱いも、LGA1155がデュアルチャネルに対して、LGA2011はクアッドチャネルで単純に2倍高速化できます。
GPUの扱いに関してはどちらかというと、PCI-Exの対応バージョンで差異があるのでここは考えないことで。

で、上記の事を考えた上で見積もった結果。

LGA2011マザーボード:
   ASRock X79 Extreme6  /ツクモ ¥21,661-
CPU LGA2011 Core i7:
   Intel Core i7 3930K Box  /ツクモ ¥47,130-
メモリDDR3-12800 8GBx4:
   CORSAIR CMP32GX3M4X1600C10  /ツクモ ¥20,980-
PC電源 80PLUS GOLD:
   OWLTECH AU-1200PRO  /ツクモ ¥14,980-
ビデオカード:
   AMD Fire Pro V7900 GDDR5-2GB  /米amazon.com ¥55,000-前後

しめて¥159,751
一番下のビデオカードはなんじゃらほいって感じですが、これが仕事用マシンの肝で
CAD等の高解像度や、3DCGの現場で使うような高性能ワークステーション向けGPUです。
nVIDIAだとクアドロシリーズが有名です。
現状だと発売してから1年経過していますが、未だにnVIDIAの最新クアドロシリーズより
2倍くらい高速という結果で、デジタル作家にも人気の為に国内市場だと10万円↑の品物です。
最新3Dゲーム用ビデオカードより高いというのは、高解像度に強いプロ向けのパーツなので仕方がない事。

ですが、これは国内の話でアメリカamazonだとパーツ単体だけならこの半額くらいで買えます。


689.99米ドルで、現在の為替が大体79円なので690*80だとしても¥55,200。
直輸入の場合だと、万が一初期不良だった場合米amazon経由で対応はしてもらえますが、どうしても応対に時間がかかる模様。
この辺は店に直接ゴルァ出来る国内で買うのと大きな違い。

あと直輸入の場合は稀に、パーツが空輸される過程でどっか行く事もあるとかないとか。
アメリカじゃないけど中国のマジコン販売では結構あったみたい(この場合は相手がAmazonではないが)
輸送時の破損は、国内販売でも店に卸すまでは海外から空輸してるわけだからどちらもリスクは同じ。

通販で買った場合、佐川の商品の扱いが乱暴と言われても、お店に卸すまでの業者が佐川だった場合どうにもならないのと同じ。

こんなかんじで、PCケースやCPUクーラを考慮しない場合の見積りは出ました。
これらにCPUクーラーを水冷キット入れたり、PCケースを適当に買ったりしても20万は切ります。
PCケースを流用してやれば水冷キットのみで¥12,000だとしても¥172,000前後。
SSDを起動ドライブに採用しても十分20万円切ってきます。

あとこの見積では赤帽くんが64GBを希望しているのに対して32GBですが
これは32GB→64GBになっても容量は増えてもパフォーマンスアップには繋がらないため。
8枚差しは相性のリスクの割にクアッドチャネルが片側しか有効にならないらしく、4枚差しとメモリの転送量は変わらないとの事。
(8枚差しも4枚差しも、互いのメモリ速度一緒ならパフォーマンス一緒)
余程64GBメモリを食い尽くすレベルの処理をした場合はスワップ回避の為に64GBが生きてきますが
32GBで収まる処理までしかしない場合は、32GB積んでも64GB積んでも処理速度に変化がないために
わざわざ認識ミスや相性により起動しないリスクを負うよりは、8GB4枚差しで32GBで収めた方がいいと思ってこういう構成に。

オンメモリで4Kの動画を扱わない限りは32GBを超える処理量はそう発生しないと思われるので32GBで十分だと判断しました。

HDDといった記録媒体は使いまわすだろうから何も考えていません。
そもそもデータの重要性が極めて高い仕事用マシンでは、内蔵するくらいなら
外付けにして定期バックアップする方が結果的にはメンテナンス性は高い。

見積りしてて思ったけど、こういう構成を考えてると自分がこの構成で組みたくなってくる
誰かお金くれ。