2016年8月1日リアルのこと

東京に行ってきます。
探さないでください。

リアルのこと

東京に行ってきます。
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リアルのこと

東京に行ってきます。
探さないでください。

イラストとか, リアルのことE☆2えつ, レビュー

えつってスヌーピーかよって思ったら、それはでつだった。

さて、既に自分の周りの方々はご存知ですが
メディエイションから発行されているアネモネ12月号増刊「E☆2-えつ」Vol36号に
日々お世話になってる「らぐほ」のえりかさんのイラストが掲載されることになりました!!

めでてぇwwwめでてぇなぁ!!今夜は赤飯じゃ!!

はい、そんなわけで昨日発売したのですが
流石に買いに行く時間が取れないので、amazonにて予約して今日届きました。昨日朝発送してるのに。


これ。


赤丸んトコロ。


ちょっと斜めで撮影してしまったので「ら」が照明の反射で見づらいですが、確かに「らぐほのえりか」と書いてあります。

イラストの方は無事に載っているわけですが(当然だが)
流石にここで掲載するわけにはいかないので、是非買ってみてください。
立ち読みでも可。

因みに7年前からこの雑誌あるらしいけど近所で売ってるの見たことがない。
むしろ今回、えりかさんのイラストが載ると聞いてから初めて知ったもん、この雑誌。
でも表紙イラストがTony氏だったり、そもそも今月号の巻頭特集がTony氏とKEI氏(初音ミク公式絵師)の対談と
ビックアーティストの面々が揃ってたりと、雑誌自体の規模は大きい。

このえつという雑誌自体の内容は
巻頭特集があり、表紙イラストのメイキングページもあり
著名絵師のイラストカットや、今回のえりかさんみたいに初参加の絵師さんのイラストが掲載されたりしています。
こっちのイラストはテーマが設けてあり、各絵師さんがそのテーマにそってイラストを描くといった感じに。
他にも今話題の絵師さんへのインタビューや特集が組まれたりもしてますし
読者投稿ページもあります。こっちもテーマが設けられていて、それに沿って応募する形。
他の雑誌と違って、ハガキではなくちゃんとした原稿用紙にて応募する所がイラストレーター向けですが。

巻末には何故か読む方向が逆になる漫画掲載もあります。正直漫画に関してはそのせいで読みづらい。
ファミ通だって左開きだけど、漫画も左からだからそのままでいいのに。
ただ、これは漫画自体もこの雑誌で募集しているのでそのせいかもしれない。
普通漫画を描く時は右開き前提で描くから。

あと気になったのは表紙の紙質がやたらいい。特殊印刷されててラメ入り加工されてる上に
他の雑誌みたいな厚さじゃないのでよれたりせずやたらしっかりした紙質。
そりゃラメ加工はジャンプやファミ通とかでもあるけど、あっち紙の厚みペラッペラだからねぇ。
そりゃこの雑誌、980円するだけはある。
といっても中の紙質はまぁまぁなので全ページ数とカラーページ数からすると大体妥当かと。

ページ数は少ないけれど、Quarterly pixivは中の紙質は良かった。印刷映えする紙質。

って、市販雑誌の紙質を気にしてどうするんだ自分。これは同人誌じゃないのに。

さて、今更自分がレビューするのもなんですが、今回のえりかさんのイラスト。
イラストテーマは『電脳少女』。ビデオガールかっての。
言われたらすぐ浮かぶのがアンドロイド。ここ数年で身の回りでは一番聞くキーワードですからね。
各絵師さんも大体想像通りの絵を描きますが、えりかさんや他数人は全く違った解釈をしたり
そもそもテーマはこうだけど、こうしましたっていうのもあったり。
残念なのが、折角雑誌に掲載されるというのにテーマ直球のイラストを描いてる絵師さんがいること。
それじゃあまりに面白みがないと思うし、pixivでやってても変わんないじゃんって思ってしまう。
背景がかぶってたり、電脳少女と聞いて即座にボカロ連想をしてしまったのもあるし
blog妖精ココロかよ!って言いたいのもありました。

15名のイラストの中で目を引いたのは、電脳空間ではなくファンタシースターにいそうなメカ子とか
バーチャルアイドルでも自分だけの直球なアイドルイメージとか
データ管理をするアンドロイ子とかいった、独自解釈をしたもの。
イメージがボカロっぽいキャラとかは結構思いつく発想だと思うのでありきたりと感じました。
そこでえりかさんは妖精をイメージし、電脳空間でも時が流れて生き続けるという全然違った解釈をしてきました。
スチームパンクなイメージで電脳少女を描いた絵師さんとかなり対を成していますが
どちらのイラストも個人的には一番目を引きました。
ほとんどが色気を狙った構図が多い中、両者とも数少ない色気以外にポイントを当てたのも評価高いです。

スチームパンクの世界観を構築された絵師さんの絵の全体像は
絵柄と狙った世界観が背景共にマッチしているのですが、
えりかさんの方のイラストは、キャラ、画面効果、手前のパーツはいいのですが
どうしても自分は背景部分の空が気になりました。
電脳空間は限られた広さの空間だとしたら、この一枚に込められた全体像は理解できるのですが
その意図がないとしたら青空が奥に置かれた背景ボードに見えてしまうのです。
それと雲が結構てきとーに見えてしまうのですが
これはもしこの少女が想像した世界の空だからっていう解釈をすればまた評価が変わるわけですが
個人的にはてきとーに見えてしまった。

もしかしたら少女に絡み合うツタが平面的だったりするのにも意味があったりするのとか
説明しきれない意味もまだ込められているのではと思える一枚です。
他の絵師さんのイラストも合わせながら見れば見るほど、絵って本当難しいなと思った。

漫画の方はやたらエロい漫画とか、よく意味がわからない漫画とかだったのでノーコメントで。
にしてもこのえつの表紙は完全に買うユーザー層が限られると思う。