C77冬コミ

2016年9月19日

とりあえず戦利品一覧。
senri100102.jpg
どう見ても同人誌がらぐほしかありません。
何しに行ったんだ・・・。
というわけで、本の感想は追記に。


今回から良い点、悪い点の部分から、更に主観、客観を分けて書きます。
これは私の主観と、ある程度の客観感想が見れる優れものである。
・・・あと先に言っておくと、凄く・・・長いです
今回はらぐほのみ。
4冊出てますが、限定50部の新刊セットを購入者のみオマケ2冊がついてきます。
ragho-12→ragho-13→らぐほん→リンコ2010の順で紹介。
ragho-12100101.jpg
Ragho-12
ragho-10、11に続くROのプリさんのお話。
今回は前回までに出てきたナツは最後しか出てきません。
メインはハイプリとハイウィズが拘束状態でやられちゃうお話。
○○良い点○○
・・主観
○短い期間の割に内容が濃い
○自宅のプリンタの性能に驚愕
○百合展開も悪くない
・・客観
○絵柄が安定している
○"次へ繋げる話"の展開が上手い
○表紙のイメージが話とマッチングしている
××悪い点××
・・主観
×背景が無い部分が多いけど、背景が適当
×ベリル(プリ)のポニテが映ってないと、ユーコ(ハイウィズ)と同じに見える
・・客観
×多分デジラバ作品と被るように見えてしまうかも
×話が唐突過ぎるのに前提部分が少ない
オススメ度 ★★★★☆(5段階4)
ragho-13100101.jpg
Ragho-13 PRINCESS BRAVE!
個人的に今回の新刊で期待したもの。
言わずもがなDQ2のお話。
○○良い点○○
・・主観
○エロリである
○9割がたの絵柄が安定している
○ハーゴンに吹いた
○1話完結でちゃんと話がまとまっている
○キャラ以外の部品、構成頑張った!
・・客観
○表紙買いと思わせて実は中身の丁寧度が高い
○良く読むとえろい要素は揃ってる
××悪い点××
・・主観
×残り1割の絵柄、構図崩れが惜しい(例10p7コマ目王女顔、16p大ゴマ構図、19p3コマ目構図)
×呪い前と後で頭身が違う(呪いのせいで縮んだ設定?)
・・客観
×っていうかDQ5本と構成がかわんねぇ(主役ランス部分)
表紙の魔法は出てきません。
オススメ度 ★★★★☆(5段階4.5)
raghon100101.jpg
らぐほんVol.01
raghoを今まで読んできた人、raghoをここから読んだ人の為の
らぐほの為のraghoの本。歴代キャラ紹介と漫画がついてます。
○○良い点○○
・・主観
○今になって過去のキャラが見れるのは個人的にとても良かった
○戦闘部分が見られるのは新鮮
○ボツネタまで載ってる
・・客観
○オマケ本なのにボリュームがある
○オマケ本で漫画があるのはお得度が高い
××悪い点××
・・主観
×漫画手前のキャラ紹介の手前に何か一つアクセント挟んでほしかった、
  ラフカットの一部だと思ってキャラ紹介が意味不に感じたので
・・客観
×戦闘モーションは苦手といった感じ
オススメ度 ★★★☆☆(5段階3:読み手によって変わりそうなので平均値)
rinko100101.jpg
リンコ2010
ペーパー代わりのコピー本。だって表紙にそう書いてあるんだもん。
ラブプラスのリンコ本の宣伝を兼ねた本。というかそれの為の本。
・・・そしてすまない、ラブプラスを全く知らない私には何とも書き様が無い。
知らない前提でのコピー本単体としては・・・
○○良い点○○
○大学ノート風・・というか大学ノートのページに描いた即席感の雰囲気がいい
××悪い点××
×4ページ目の手描きメッセージが途中からMSゴシックになっている
×5ページ目、背伸びした服装だけど頭身が下がっている・・・というか別人・・?
キャラ描きについてはラブプラスそのものを知らない私の解釈なのでご了承ください。
ただ・・VIPってスレ関係なく、一律
「以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします」じゃなかったっけ・・・。
オススメ度 位置づけはペーパーなので評価無し
今回、絵のレベルに関しては申し分ないところまで来てると思います。
特にRagho-13は今までのオフセット本と比べて完成度が高いので
ついにここまで来たかって思ったのが正直なところ。
私も私で、プロじゃない所に今回の悪い点等でそこまで求めても酷だろうって言われそうですが・・・。
ただ、言い方は悪いですが、イマイチな絵レベルの本で多少崩れがあっても
そこまで気にならないのですが、ここまで絵のレベルが高いと
少しの崩れが気になってしまうのですよ・・・。
個人的には好きなんですが、どうにもお客さんの目は厳しいようでした・・・。
ただ、この期間で限定とはいえ4冊+α用意したボリュームは確かに素晴らしい。
お疲れ様でも物足りないくらい。
正直、体力面で疲れてても行った甲斐があったってもんです。
ここからはちょいと今回の本の感想ではなく、私の考え方について。
成年コミックを描いてるわけじゃないから、ここは読み手と
描き手の考え方の違いもあるので私がここで考え方を書くものじゃないけれど
大半のR-18同人誌はエロ本と同じだと思ってます。
成年コミックは男性(狭い世界では女性)が興奮できるか否かってのが重要だし
それを商売にしてる漫画家もその為に描きますが
同人誌の場合、自分が表現したい、描きたいものを出すに当たって
どうしてもR-18じゃないとダメっていうのもあると思う。
エロが描きたいからといっても、読み手を興奮させる表現を出す漫画と
エロい話やエロい絵を描きたいから描くという描き手重視の漫画ってのもある。
主観ですが、Raghoシリーズは後者な感じがします。
話の展開上、R-18部分はあるけれど、必須でもないって感じ。
特に前回から続いているナツの話とかはそんな感じです。
オフセット本のDQ5やDQ2、ルカ本とかは、キャラ描きたいからエロはオマケといった感じで。
わたしゃ付き合い長くて知り合いに近いので、らぐほのR-18本が
他の一般客と違う視点で見てしまうので、そう感じてしまうのかもしれませんが、
エロに厳しい他のお客さんはRagho-12を取って
Ragho-13を取らなかったってパターンも有ったかもしれません。
R-18がメインで行くならば、この辺のニーズも考えなきゃいけないのかも・・・。
もしこれが私自身描き手の場合だったら「う〜ん」と方向性に悩む。間違いなく。
半数がエロ産業だとは思うけれどね・・・同人業界って。
表現力、絵レベル、話の構成、上位に迫るところまで来てると思うので
今後はサークルの特色ってのを出しつつ、どのニーズに向けたものかを
決めていくところなのかもしれません。
・・・・・・・・・・ただ今回珍しく会場全て見て回ったけど
壁サークルって結局エロければいいんじゃねーかって思ってしまったよ・・・。
結論ってここなのかな・・・(´・ω・`)