mac pro 2010をパワーアップする

2020年2月8日パソコンやハードのことIntel, mac, SSD

今回はなんちゃっていかがでしたかブログ形式でお送りしております。

Mac Pro 2010 といっても自分はMacBook Pro 2016 TouchBarしか持ってない。
じゃあなんでこのエントリーを書いたのかというと、
友人のL.A.ブラザーさんがこのMac Pro2010を買っていたからだ。

で、初期状態ではパワーアップしないと使いたいアプリの動作に不安があったので
パワーアップを検討したのはいいものの、普通のWindowsマシンと違って
一筋縄ではいかないので、自分で調べたなりの選択肢を掲載してみることにした。

まずはMac Pro2010のスペックをおさらいしよう。
ぶっちゃけappleのHPに未だに掲載されているが。

Mac Pro 2010

CPU:Intel Xeon E5620 2.4GHz デュアル(8コア)かIntel Xeon W3530 2.8GHzシングル(4コア)、
:ストア限定でXeon X5650 2.66GHzデュアル(12コア)
メモリ:8コアで2.4GHzの場合と4コアで2.8GHz、3.2GHzの場合、1,066MHz DDR3 ECC SDRAM
   :8コアで2.66GHz、2.93GHzの場合と6コアで3.33GHzの場合、1,333MHz DDR3 ECC SDRAM
   :メモリ最大量は8コア版で64GB(8スロット)、4コア版で32GB(4スロット)
GPU:AMD Radeon HD 5770か5870(1GB GDDR5)PCI-Express x16(2.0接続)
ストレージ:HDD1TBか2TB(SATA3Gbps)、もしくはSSD512GB(SATA3Gbps)
OS:デフォルトOS X Lion → High Sierraまでアップグレード可能
(Metal対応グラフィックボード搭載でMojaveまではアップグレード可能)

その他、CTO(BTOと製造過程違いあれどほぼ同じ意味)で
シングル構成ならW3565、W3580、W3680、デュアル構成ならX5670が選べます。

上記構成はあくまでappleから買う場合であり、自前で交換等をする場合はもっと選択肢があります。

(この辺に無駄な無人のオフィス画像が入る)

では例えば中古で買った場合、既にappleではパワーアップしようがないので(そもそも既に売ってないし)
自前でパワーアップパーツを用意して交換するしかありません。

それではパワーアップする場合の選択肢は何があるのでしょうか。
調べてみると以下の選択肢があることがわかりました。

CPUのパワーアップ

Mac Pro 2010はシングルプロセッサ構成と、デュアルプロセッサ構成が選択できますが
いくらCPUを積み替えてパワーアップするにしても、
元々シングル構成のマシンをデュアル構成にすることは出来ません。
一部パワーアップ請負しているお店でメインボード交換によるデュアル構成化もやってますが
多分中古でデュアル構成のMac Pro 2010探した方が安いです。

シングル・デュアルどちらでもMac Pro 2010のパワーアップ選択肢は
チップセット等の仕様からWestmere-EPの最上位が最高スペックになります。
・X5690 3.46GHz 6コ12スレッド。デュアル構成なら12コア24スレッド
・X5698 4.44GHz 2コア4スレッド。デュアル構成なら4コア8スレッド。
下の選択肢は2コアしか無い代わりにクロック数を取ったCPU。シングルパワーが欲しいなら選択肢として有り。
Xeonは並列処理のサーバー用CPUなので、1コア辺りの性能欲しいなら
最近のコンシューマー向けi5~i7等の高クロックを選んだ方が良いかも知れないが…。

さて、コスパを考えるなら6コア12スレッドのX5690が最適解だと思いますが、ここで相場を見てみましょう。

amazonでは3万超えで中古がない。
オークションならどうでしょうか。
ヤフオク!「X5690」の落札相場
1つで1万ちょい、2つで2万未満といった感じです。

国内相場では高すぎるので海外に目を向けてみると

ebay “x5690"
個人出品ばかりなのでかなりバラツキがありますが最安値で8000円程。
送料があるので日本で買うには実際更に高くなりますが。

ALiExpress CPU World Store
67.99USドルなので現在では7400円前後。送料は殆どの場合1000円未満らしいので8400円以内と。
2つ買っても16000円未満でいけそう。

1ランク落としたX5680で見てみると

新品のみですが、14000円前後。

ヤフオク!「X5680」の落札相場
高いものだと1個で1万近いけど、2個で1万未満なのもあります。

ebayもAliExpressも大体ワンランク落ちて5000円未満になりますが、送料も考える必要があります。

CPUは動作確認さえ取れていれば新品・中古に拘るものでもないので
ヤフオクの2個で1万未満を狙うのもありかと思います。

ブラさんのMacは既に8コア構成なので、上を目指す場合はX5690、X5680、X5670を狙うのが有りです。

(この辺に無駄に外人のフリー素材画像が入る)

ストレージのパワーアップ

本来ならGPUやメモリもパワーアップ選択肢に入れるべきですが、
ブラさんのMacは既に24GBのメモリや、Radeon HD7000シリーズがついていたので省略。
(GDDR5のビデオメモリ3GBから推測するにおそらくRadeon HD7950)

さて、ストレージですがデフォルトではHDD1TBがついていますが
今の時代いくらMacといえどHDDでは読込が遅くて仕方が有りません。
そこで2019年現在では相場がかなり下がったSSDを使うことをおすすめします。

2.5インチSSDで500GB以上は欲しいので、手頃な辺りをピックアップするとこんな所でしょうか。
  

ただし、Mac Pro 2010で使う場合は少々問題が有りまして
2010ではSATAの転送速度がSATA3Gbpsなので300MB/sが最大速度になります。
いくら2.5インチSSDが600MB/s辺りの最高速度を持っていても繋がっている先のSATA規格が古いために
300MB/sまで抑えられてしまうのを分かった上でSSDにする事を念頭に置いてください。

それでもHDDに比べれば数倍早いですが。

更に速度を求める場合、M.2 NVMe SSDを使う選択肢もあります。
SATAポートが3Gbpsまでしか対応していない上にM.2スロットも無いのに何言ってるんだと言う話ですが
Mac Pro 2010にはPCI Express x4スロットが2つ空いています。
ここにM.2増設インターフェースカードを搭載し、その上にNVMe SSDを積めば
晴れてSATA3Gbpsの制限から抜け出してSSDの性能がフルで発揮できるわけである。
具体的には
 
等のM.2増設インターフェースカードを使って
 
IntelのNVMe対応SSD辺りを積めば実現可能なのである。
M.2増設インターフェースカードは個人的にはM.2 SSD用のヒートシンクがついている
GLOTRENDS M.2 PCIe NVMe/AHCI SSD to PCIe 3.0 x 4アダプタカードをオススメします。

(この辺に無駄なフリーの風景画像が入る)

いかがでしたでしょうか?(テンプレ)
現実的なレベルではCPUをX5680、SSDにM.2のNVMe SSD搭載がコスパと速度の両立にベストかと思います。
もっと安く済ませるならX5670、クルーシャル2.5インチSSD1TBかサムスン860Evo500GBで2万円未満辺り。
GPUはスルーしましたが、それでも画面描写に不満を感じるなら
GeForce GTX 760Ti辺りを見つけてくると良いかと。

いかがもクソもねぇよ、ググる時間の無駄になるいかがでしたかブログ滅びよ~。
いかがとか言われると伺がが連想されるよね。

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Posted by メイの人