セカンドインパクト

2016年9月19日パソコンやハードのことWindows

旧メインマシン、すなわち現セカンドマシン→ つくも
がずっと部屋で腐っていたので、テストがてら復帰させることに。

主な目的は、2Dが早いビデオカードスレにて新コアのGeForce600シリーズ、GTX650のベンチマークが上がっていたので
そこでのGDIが現メインマシンの560Tiより良かったので

買うことに。

ミドルハイ以上ばかり買っていたので、サイズはかなり小さく感じます。

そして起動ドライブは、以前まではC300を使っていましたが
blogでは報告していませんけど、メインマシンのSSDはFORCE3からIntel330に変わったので
FORCE3とIntel510が余ってしまったのでこれを使うことにします。

ですが、セカンドマシンはP55チップセットでネイティブSATA3.0サポートではないから
PCI-Ex1で使えるSATA3カードを使って、SSDのスペックをフルに使えるようにします。

予定の構成はこれで。

CPU:Intel Core i7-860
MEM:Kingston DDR3-2000 2GBx4
M/B:Gigabyte GA-P55-UD3R(BIOS F8最終版)
GPU:GALAXY nVIDIA GeForce GTX 650 GDDR5-2GB
HDD:Intel510 SSD 120GB
その他:DVDスーパーマルチドライブ
PCI-Ex:RAID JET SD-PESA3-2RL SATA3.0x2ポート
OS:Microsoft Windows XP Professional SP3 32bit

GPUとSSD以外の構成は変わらない。
WindowsがXPなのは、ビデオカードのD2DとGDIパフォーマンスを有効に使うため。

で、準備が出来たと思ったら、大抵の新しい外部カードを挿す場合は
OSインストールの時点で標準ドライバを持っていない為に、セットアップが進みません。
今回の場合は、SATA3.0どころかXPはSATAを知らない世代ですので無理もないです。
OS標準ドライバでもSATA3.0のチップを知らないので、セットアップしようにもドライブが表示されません。

そこでセットアップ途中でF6押してFD使ってドライバを読みこませるのですが
このマシンはFDドライブを持っていません…。
でもFD付け替えるのはクソ面倒くさいので、XPにそのドライバを入れた統合CDを作る事にします。


統合CDに使うのはもちろん定番のnLite。
Vistaや7用にもvLiteっていうのがありますが、nLiteはXP用。
SP統合や、Hotfix、デバイスドライバや、新規インストール時のプログラムの取捨選択
果ては自動インストールの設定や、初期ユーザー、パスワード、LAN設定等も最初から設定できます。

今回は既にSP3は統合されているので、SP3以降に出ているHotfixと、SATA3.0のチップのドライバを統合します。
更に、Hotfixだけではなく、WMP11とIE8も入れておきます。

まずはHotfixを統合するために先にダウンロードしておく必要がありますが
Windowsのサイトからいちいち1つずつDLしてたら話にならんので
SP+メーカーという同じくXPの統合CDを作るツールを使って一気にDLします。

ここでやることは、全てのHotfixをダウンロードしても仕方がないので
SP3以降に発表されたHotfixだけをダウンロードします。
具体的には2008年5月以前のはいりません。
SP3はもっと前からありますが、この時期以前のアップデートは、この時期以降の修正にも含まれているからです。

っていうか、説明が長いのでこのサイトを参考にすればWMP11とIE8の統合CDは作れます → 全部入りxp作成project

あ、因みにWindowsXPのサポートは去年か今年に切れていると思っていましたが
今年からサポート延長のお知らせがあり、2014年4月8日まで延長されたそうです。

統合CDは出来たので、これをUSBメモリに入れてインストールすることにします。
何故ならCDやDVDは読み込みが遅いからです。
というわけで「USBインストール XP」とぐぐってみると
USB Multibootというツールが見付かったので、そのツールを使ってブート可能なUSBメモリを作ります。
これをセカンドマシンにつけ、USBメモリから起動すればXPのセットアップが始まります。
今度はSATA3.0チップのドライバも含まれているので正常にSSDが認識されています。

そのままファイルコピーが完了したので再起動させると…


実際のエラーメッセージは違うけど、BSoD。
実際のエラーコードは7BなのでWindowsがインストールされたドライブにアクセス出来ないという結果。
この時点ではドライバがバージョンのせいで認識できなかったと思って
違うバージョンのドライバをDLしてきて再び統合、USBインストール。

…再びBSoD。

きっとAHCIでやろうとしたからダメだったんだ!
IDEドライバにして統合して再挑戦!!


また会ったね!!

…orz。
意味もなく7Bの方のBSoDを探してきてしまった。

このお陰で2日くらい途方に暮れまして、もうこれはこのカードが悪いんじゃないかと思って
使ってるチップと、カード自体の型番を調べてみると
このカードやチップはブートドライブとして使うと物凄く不安定で
これをオンボードで積んでいる一部のGigabyteのマザーボードではブート用に使うには非推奨とまで言われてる始末。

ファームウェアアップデートまでしてみましたが、何の意味もなかった。

データドライブとしてならどうぞって事だけど、じゃあそれじゃSATA3.0じゃなくてもいいじゃん…。
このMarvell9123(9128)チップの存在意義って何なの…?
そもそものクセが、OS起動時等負荷が重い時に落ちる場合があるっていうんだから
データドライブとして使うにしても不安が残るじゃん…。欠陥品?

というわけで、挿した意味もなく引っこ抜き結局SATA2.0でSSDを使う事に…。
こちらなら標準ドライバで使えるので、ドライバ統合は心配いりません。

………。

テキストベースでのファイルコピーは正常に完了したものの
再起動時にプログレスバーが途中で止まりフリーズ。

もういっちょ再起動すると今度はGUIベースのセットアップが出てきたけれど
何故かテキストベースセットアップで同意したはずの使用許諾書のウィンドウがGUIベースでもまた出てきます。
何でだろうと思いつつ、同意して次へを押そうとしたら
マウスが刺さってるのにマウスカーソルが出ず、キーボードも刺さってるのにキーが反応しない
という謎現象に出会いどうにもならず…。

ここでまた2日間程費やし…。

更に調べてみると、VL版WindowsXPではUSBドライバの読み込みタイミングのせいなのか
USBに繋がったデバイスを上手く認識できないとかいった情報をゲット。しかし解決策はわからず。
Mac環境にてBoot CampでXPを入れた際にもMacのUSBキーボードを認識しなかったとあったけど
こちらはUSBキーボード自体を変えたらいけたとありましたが
ウチではPS/2に刺さっているので、それで認識しないので別の問題と考えました。

結論、USBメモリでのインストールが悪いのでは…と統合CD作成開始から一週間費やしてから考え
諦めてDVDに焼いてインストール(空いたCD-Rが手元になかった為)

はい、マウスカーソルも出るし、そもそも何の支障もありませんでした。

むしろUSBメモリでのインストールは何故失敗するのかが気になる…。
起動順が違うからMBRがおかしくなるってのもCD/DVD起動する場合と状況同じだから有り得ないし。

そんなこんなで解決に一週間という無駄な時間を費やしてCD/DVDケチった為にこんな結果に。
ベンチマークどころの騒ぎではなかった。

今回でベンチマーク掲載するつもりだったのに、エントリーが長くなりすぎたので次のエントリーにベンチマークを掲載。

2016年9月19日パソコンやハードのことWindows

Posted by メイの人