ThinkPad T61

2016年7月31日パソコンやハードのこと

※本体画像はヤフオクの画像です。
T61body_140710
先月末にヤフオクでレノボのThinkPad T61を落札しました。
1736円也。
T61key_140710
外装、キーボード、液晶は何の問題もありません。
T61bat_140710
ただ、バッテリーがありません。ACアダプタも無いので互換品を取り敢えずamazonで入手。

本体より2倍近く高い。

電源入れると、オークションの説明通りにBIOSパスワードがかかってた。
PassLock140710
テキトーに5回位試したけど通らないので分解することに。
CMOS_Clear140710
T61の背面4~5箇所のパームレストに該当するアイコンがあるネジを外せば、簡単にパームレストが外れます。
パームレスト外せばキーボードも外れるので外します。
そうするとすぐCMOS電池が見えるので、システムボードに繋がってるコネクタを外してしばし待つ。
T61bios140710
30秒超辺り経過したらコネクタを付け直して取り敢えず電源オン。
CMOS初期化されてBIOSがデフォルトの状態になって無事使えるパソコンに。
こっからOSを入れていくわけですが、そもそもこいつにはHDDすら無いので
以前事務用PCとして使っていたFMV-H8220に載せてたコルセアのFORCE3 SSDを使います。
以前のH8220ではSATAチップが1.0までの対応なのでSSDは完全に持て余していましたが、T61はチップ的にはSATA2.0対応となってます。
ですが、こいつは標準BIOSでは何故かBIOS側で転送速度制限をかけておりSATA1.0の速度しか出ないようになってます。
落札する前から調べてましたが、T61やX61等のモデルには有志が改造BIOSをリリースしていて
これを使うことによりSATAの制限を取っ払うことが出来るように。
そんなわけでぐぐってすぐにBIOSを発見できたのでBIOSアップデートで無事に改造BIOS仕様に。
T61bios229_140710
本来BIOSアップデートは公式アップデートプログラムがバッテリーチェックしていて、バッテリーが取り付けられていないと実行できないようにしてますが
公式アップデートプログラムから呼ばれるBIOSフラッシュプログラムそのものを
直接BIOSファイル指定して読み込むとバッテリーチェックを回避できると知って、その方法でバッテリー無しでもBIOSアップ成功。
このプログラム、DOSで実行するわけですがHIMEMが組み込まれているとエラーが出て実行できないので
Windows2000以降のMS-DOS起動ディスクでは使い物にならず
(IO.sys内部にHIMEMが組み込まれてるので常駐を外せない)、9x系のMS-DOS起動ディスクを用意することに。
以前からVMwareに98SE環境残してて良かった。
これでSATA2.0が使えるようになったのでSSDを組み込んでOSインスコ。
T61Win7_140710
H8220のメモリを移動して4GB環境なので64bit版。
逆にH8220には今は512MB+2GBの2.5GBになってます。
T61SSD140710
FORCE3のT61+SATA2.0環境でのDiskMark。元々FORCE3はカタログスペックが出ないモデルだけども
SATA1.0の転送上限は突破してる結果になったので満足。
今は会社においてあります。
余ったH8220はCPUは64bitOSが入れることが出来ないCoreDuoですが、外部GPUとWUXGAの解像度が魅力なので友人が購入検討してます。
買ってくれるといいなァ。

2016年7月31日パソコンやハードのこと

Posted by メイの人