Surface Pro2を購入

2016年9月20日パソコンやハードのことL520, SSD, SurfacePro2, Windows, タブレット

タイトル通りにMSのタブレットPC、Surface Pro2を買いました。
surfacep2_150126
128GB版と迷ったんですが、メモリ8GBの為に256GB版を買いました。
タイプカバー2(キーボード)に反射して映ってるのはらぐほのSinging!とミクさんのタペストリーです。
最近ハードウェア買いまくりですね!
でもメインPCは未だに新調されませんね…。
とは言え今のメインPCは2013年12月11日に新調したのでまだ1年ちょいしか経ってないからいいのか。
前置きはさておき、買ったからには最近のウチの定番ベンチを走らせなくてはと言う事で
いつも通りにWindowsシステム評価ツール(エクスペリエンスインデックス)や
CrystalDiskMarkと、CrystalMark2004の3種類をやっていきます。
まずはSurface Pro2のスペックを。

CPU : Intel® Core™ i5-4300U@1.9GHz(TB時2.9GHz) TDP15W
MB : 分からん
MEMORY : DDR3-1600 PC3-12800 8GB
SSD : hynix HFS256G3AMNB-2200A 256GB
GPU : Intel® HD Graphics 4400
OS : Microsoft® Windows™ 8.1 Pro 64bit

続きにベンチマーク載せます。

まずはシステム評価ツール。Windows 8まではシステムのプロパティからいけたんだけど
8.1からはコマンドプロンプトからWindows Power ShellからWinSATを実行しなきゃいけなくなった。
具体的にはコマンドプロンプトを管理者で実行して
C:\>powershell
とするとWindows Power Shellが立ち上がるので、そこから
PS C:\Windows\system32> winsat formal -restart clean
とやると今度はCUIベースでエクスペリエンスインデックスが実行されるので終わるまで待ちます。
そして実行し終わるとまたPSのコマンドプロンプトに戻るので、戻ったら終了します。
その後にC:\windows\Performance\WinSAT\DataStoreのフォルダを開くと
(測定した日付日時) Formal.Assessment (Recent).WinSAT.xml っていうファイル名のxmlが出来てます。
(Recentの部分はInitialかも。ウチのフォルダにはどっちもある)
っていうか、当日測ったらその当日の日付の一番ファイルサイズがでかいxmlがそれ。
そのxmlを開けばスコアがわかりますが、ぶっちゃけ従来通りの表示じゃないから読むの面倒くせぇので
以下のサイトに
WinSAT Viewer
その該当xmlを突っ込めば、この下の画像みたいに従来通りの表示してくれるのでそれでおk。
もちろんxmlファイルを細かく読めば、例えばCPUは浮動小数点計算はいくつとか
HDDの秒間転送量とかビデオカードの秒間転送量や、解像度毎のフレームレートとか他のベンチマークソフトと
同じような計測結果が載ってるので、それらを時間ある時に見てみるのも吉。
xpindex150126
そんな訳で上記の方法で計測したエクスペリエンスインデックスがこれ。
L520の立場が完全に食われました。南無。
前回の記事 → 新生L520を弄ってみた
Core™シリーズの世代が2世代違うとはいえTDP35WのCPUがTDP15W CPUに負けるのである。
しかもCPUもL520のi5は2.5GHzでPro2のi5は1.9GHzとクロックまで低い。
L520の立場型なしやんけっ!
気を取り直して次はCrystal Disk Mark。同じmSATAでも世代が違うのでSATA3.0対応です。
cdm_surfacep2_150126
お話になりませんな。
L520のm4とシーケンシャルリードが2倍近く違い、書き込みは3倍くらい違う。
m4をSATA3.0でのベンチ結果が取りたくなってくる。ウチに交換可能なSATA3.0対応mSATAポート無いから無理だけど。
因みにメインマシンのCFD S6T256NHG5Q(東芝製THNSNH256GCST)のベンチ結果はこれ。
NewPCCDM131213
世代違いが出たのか何とmSATAの4Kや4KQD32の書き込み速度のほうが早いのである。恐るべしhynix。
お次は超定番のCrystal Mark2004R3。
めっちゃ関係ないけどWindows8以降だとウィンドウがシンプルになって色数減ったので減色してもあんまり粗が目立たなくなって便利。
cm_surfacep2_150126
L520のSandyBridge世代i5のエクスペリエンスインデックスでのCPUスコアは負けてるけど
こっちのベンチでの整数演算や浮動小数点演算のスコアは何故かSandy世代のi5の方が勝っている。謎い。
だがそれ以外は全部負けてる。
メモリもエクスペリエンスインデックスでは0.1の差だけどこっちでは6000ポイント程の差がある。
メモリ規格は同じくDDR3-1600なんだけどね。
面白いのがHD GraphicsのGPUスコア。
L520搭載のi5はIntel®HD Graphics 3000、Pro2搭載のi5はIntel®HD Graphics 4400と世代が上がってるせいか
GDIはほとんど変わらないんだけど、D2DとOpenGLの速度が2倍以上になっている。
特にOpenGLは3倍近く上がってる。
この点は例えばOpenGLで描写が出来るPS系や、通常のDirectDrawを使う系アプリの描写速度向上は絵描きの面でかなり有用といえる。
とは言えフツーのツールはGDI(WDM)が未だに多いから通常使用の面ではL520と大差はない。
総評としてL520と比べて……

■本体重量の軽さ(タブレットにしては少々重いが)
■液晶サイズは小さいが解像度は同じ
■バッテリーの持ちはおよそ4倍近く(L520平均2時間、Pro2平均8~9時間)
■WACOMテクノロジー1024段階筆圧対応タッチパネル搭載
■その他ストレージ、メモリ容量はほぼL520と同じ
■ビデオ性能が大体総合的に40%程向上

となり、L520の存在意義は無くなりました。
L520を使うメリットは同じフルHDでも15.6インチなので見やすい事や、物理キーボードがちゃんとあること
全く使わないDVDドライブが有ること。
3つ目はメリットでもデメリットでもないな。使ってないもん。
画面はメガネ矯正時に視力1.5あるのでPro2のサイズで文字を一番小さくしても読めるから問題ないけど
キーボードは流石にタイプカバーを取り付けてもクソ打ちにくい。ソフトキーボードの方がマシなレベル。
っていうか流石に押し込めない(打鍵感が無い)タイプのキーボードは苦手なので、BT物理キーボードが使えるならそれ使いたい。
そんな感じでSurface Pro2は圧倒的ではないか我軍は。って感じでその辺のゲーミングノート除くノートPCの立場なくなった。
ウチもL520の存在意義を見つけないと折角液晶交換までしたのに意味が無くなってしまうので役どころを作ってあげなければ……。
次回はSurface Pro2でお絵描きするまでの準備とか使用感をレビューします。