2011年12月18日パソコンやハードのことFORCE3, Sandy Bridge, SSD, Windows

メインマシンの安定化について、ここ最近のエントリーやツイッターで報告してきたわけだが
過去に行った対策は全て徒労に終わった。

まだ確定したわけではないが現在最有力候補の原因の一つが、認めたくないけどSSDでした。

そもそもSandyBridgeになってから最初の不安定要素になったのが、Intel510シリーズの初期不良でした。
この時はもう明らかな不具合であり、勝手に再起動⇒BIOSで認識されないという症状だったので明確でした。

で、その後についでに買ってあったCorsair Force3に交換して、Intelは初期不良対応に。
そこからは一旦安定したように見えて実際はびみょーな不安定具合が続いて
ATIドライバが応答しないだの、カーネルがダメだの、HDDアクセスで落ちるだの
ニコ動見てると落ちるだの、janetter使ってると落ちるだの、ROやってると落ちるだの
特定操作で落ちてくれれば大体絞れたものの、毎回再現性が無いので
あぁ、SandyBridgeが悪いのか、あぁWindows7SP1が悪いのかとかチップセットがダメなのか
Gigabyteがダメなのか、電源がダメなのか、ビデオカードがダメなのかと
これが悪いと決め付けては機能殺したり、そもそも買い換えたりして
電源は650Wから900Wに、ビデオカードは5850から6950に、マザボはgigabyteからAsusに
チップセットはH67からZ68に。
記録デバイスはともかく、CPUメモリ以外はほぼ変更する羽目になってもまったく改善されず。

この時点でもHDDやSSDは多少疑問に思いつつも、DiskInfoでは『健康』になってるからスルー。
何でここでも特定できないかと言うと、確かにZ68での不具合ってのが報告されている上に
そもそもWindows7SP1自体も不安定、カーネルエラーの不具合が報告されている為に
ウチと該当しているので、OSのせい、チップセットのせいという事にしてしまったわけですね。

その前に電源とビデオカードを変えたのは、今までの経験からして一番BSoDに近い存在の為。
RADEON9000時代にBSoDが頻発したので電源変えたら直ったって事や
それ以降にはHDDつけ過ぎで電源不足になった事もあった事から。

ここまでやって万策が尽きたので、BSoDに怯えながら物凄く信用なら無い
録画マシンとして使っていました(実際夜中にBSoDしててイカ娘1話録画逃してる)。
度々思いついたキーワードで原因特定の為にぐぐったりしては、見つけた情報を適応したりとやってましたが
今日、また止まった時にAsusマザボに変えてから初めてForce3が見失ったので
GigabyteのBIOSとAHCIの組み合わせで出る不具合じゃないという事に気付き
UEFIでも見失うって事は、度重なるBSoDでSSDが壊れかけてるのかと思ってCorsairForce3について調べると
以前までは初期出荷版の不具合の情報しか出ませんでしたが
ベンチマーク結果を載せているサイトに追加情報があり
時々デバイスを見失うという、ピンポイントの情報を発見。
coneco.net商品レビュー

信じたくは無かったが、まさか交換したSSD・・・しかも不具合修正版といわれたSSDだから安心して使ったのに・・・
お前かよ!!!

更に深く掘り下げてみると、不具合修正前の症状を詳しく載せたサイトも見つけて読んでみると
ログイン後操作不能になる事がある、突然見失う、BSoDが出る・・・と
不具合修正されたハズなのに、ウチのForce3はまさにこの不具合修正前となんら変わらない症状ッッ!!

というわけで、もうヤケクソなので、AsusマザボP8Z68-V LEのUEFI-BIOSを更新したり
起動不能になってもいいので、Force3のファームウェアを更新してみました。

丁度最新版が先月あたりに上がっていたので、1.2⇒1.33になりました。
っていうか、製品出てからデバイスドライバならまだしも、頻繁にファームウェア出すってどうなのよ・・・。
それだけハードウェア的に安定していないって事だよね・・・。

※ 因みにベンチは変わりません

さて、これだけやってどうなかったというと・・・まだファームアップしてから半日しか経っていないので安定したかどうか分かりません。
いくら不安定だったとはいえ、数日間まったくBSoDが出ない時もあるので。

ただ、起動してから時々発生するアクセスしっぱなし現象は無くなった様な気がします。
この症状は、Windows立ち上げてから必ず1回起こる現象(いつ起こるかは不明、不特定)で、
何らかのSSDにアクセスする処理をする際(文字変換やアプリ立ち上げ時等)に、たまにアクセスしっぱなしで止まる現象です。
一度この症状が出ると、その間はマウスだけは動くんだけど他の処理がオンメモリ(時計とか)のもの以外は全部止まります。
ここで無理やり強制終了しようとするとBSoDになるので、しばらく落ち着くまで待つ必要があります。
一度落ち着けば、次回またWindows起動するまで出ません。

この症状と、突然のBSoDの2つに気をつけながらPCを使わなきゃなりませんでした。
まじやってらんねw

また再発したらツイッターで愚痴ります。

2011年11月21日パソコンやハードのことPT2, Sandy Bridge, TvRock, Windows

最近はパソコンの事すら掲載されないこのblog。
ネタがあっても更新する気力が無いのだ。 もう止めればいいのに。
とまぁ、この間のHD6950しかり、新PCになって何かと変化があって
なかなか安定した構成にならないMyパソコン。
以前からも言ってるように突然のBSoD等、明らかに以前のi7マシンより不安定。
これではSandyBridgeで組んだ甲斐も無い始末に。
しばらくは我慢して騙し騙し使っていたのですが
これだけブルースクリーンが続くと、起動ドライブのSSDにも良くないので
マザボを買い換えようかと思って、鉄板マザボを調べていたら
Z68やらH67チップセット搭載したGigaマザボではC3/C6の機能を殺すと安定するとか。
ってか、突然のリブートやフリーズが無くなったとあるので、モロこの問題かと。
型番としても、ウチのマザボはGigabyteのH67A-UD3H-B3なので該当してると思い
BIOSからC3/C6を無効化して現在運用中。
これらを殺すと、アイドル時の消費電力が上がるらしいですが
上がる消費電力は1Wくらいらしい。
そもそも負荷時ではなく、ブラウザ程度とか軽い処理でほぼアイドル状態といった状況の時に
突然フリーズしていたりしたので、多分ここを無効化したことにより安定すると思われる。
そもそもこれらの機能はアイドル時にCPUクロックを動的に下げたりして
省電力にする機能なんだけどこのGigaのマザボの場合、
それらの機能を発動させると落ちるとか。
BIOSで直るかと思いきや最新BIOSにしてもダメらしいので
現状はGIGAマザボから変えるしかないらしい。
でもH67ではこの症例は少ないらしく、Z68で最も出てる問題だとか。
元々ウチのマザボの場合、機能を無効化する前にも毎日落ちていたわけではなく
いい時は1週間持ってたりしたので、実際の所1週間以上安定しない限り
ウチのマザボでの問題がこのC3/C6の問題かどうかは分からないのである。
しばし様子見。
あと、このSandyBridgeに変えてからもPT2を運用してますが
以前のi7の時には指定時間経過した後は自動スリープに入っていたのですが
現行マシンではスリープに入ってくれません。
手動でスリープに入ると、録画時に復帰する以外は勝手に復帰したりしませんが
逆に録画が終わってもスリープしてくれない。
何でだろうと思ったら、録画用のソフトウェアTvRockがスリープ抑制をしていたらしい。
以前のi7マシンの時のTvRockのバージョンだとスリープ抑制はしないのですが
今のマシンで使っているバージョンはそういった仕様になっていた模様。
番組表2.0を使いたいが為に、今のバージョンにしていたけど
このスリープ抑制は不便なので、近々番組表2.0を諦めて変えようかなと…。
ぶっちゃけ、Windows7に変えてから番組表が1.0でもやたら重いしね…。
ぐぐった場合にでる問題は一般的にIPv6のせいだとあるけど
ウチではとっくの昔にIPv6を無効化してるのに重いから原因は別の所にあると思う。
現行マシンはこの2つの問題が解消されれば、やっと安定したといえると思う。
電源まで80Plusシルバーの900Wに変えてるので、いい加減安定してくれないと困る…。
IntelSSDが死んだのも多少なりともこのGigaマザボが関係してると思うし…。

2011年11月21日パソコンやハードのことSandy Bridge, USB, 水冷

献血のついでに水冷キットを買ってきました。
rgfan1_110726.jpg
ケースがantecなので、antecで揃えてみた。
型番はAntec KUHLER-H2O-920。12000円也。
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バックプレートはマザーのを外さずにそのまま利用可能。
でも接着方法がただの両面テープ。
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ネジ穴ビスを刺して使うから落ちることはないけど、あまりに品がない。
因みに3つ穴が開いてるのは、1366、1156と1155、775の
3種類のCPUソケットの形状に合わせる為。
バックプレートが斜めになってるのはそのせい。
ただ、こういった後付パーツにありがちなのが、海外製品だとマニュアルが不親切な事。
日本語は一応あっても、あまりに簡素すぎて意外と途中で分からなくなりがち。
rgfan4info_110726.jpg
このCPU側のポンプ固定プレートも、ネジ穴用のベース取り付けが
イラストが結構分かりづらく、裏表、向きはどうなのかが試行錯誤して3回付け直した。
rgfan5info_110726.jpg
角度を変えて撮影。青色のベースは、このプレートより下になって
ベースでプレートを浮かせる感じで取り付けます。
rgfan6_110726.jpg
全部取り付け終わってから。ポンプにLEDが仕込まれててantecロゴが光ります。
しかもUSB経由でこのLEDの色も変えられるらしい。どうでもいいwww
ラジエターの方は、最初ケースの方が水冷ユニットを上部に固定できるっていうのがウリだったから
上部に取り付けようと思ったら、このユニットは水冷ケーブルが取り外せないので
ケース内部に連絡できるホールに入らないし
そもそも上部に取り付けたとしてもポンプまでケーブルが届かないので断念。
じゃあ上部の裏側につけようかと思ったら、メモリが干渉してつけられない。
結局リアファンを取り外して、後ろから熱を逃がす形になった。
上部につけられれば、熱は上昇するから理想的だったんだけど…。
そして水冷自体の性能は、そもそもSandyBridge自体があまり発熱しないので
あんまり冷えた!っていう感じはしないんだけど
リテールファンがWindows起動時だけで41度前後だったのが34度前後。
動画やらの再生で37度と、40度まで上がらなくなった。
エンコやら3Dゲームやらをやったら40度まで上がるかもしれないけど
まだ環境が全て揃ってないので、それらのレポートはまた次の機会に。
antec110726.png
USB経由でのモニタリングツール。
ファンは可変というか、可変用のスイッチがあってそれで切り替えなので
このファン回転数モニタリングはあまり意味がない。4pinならまだしも…。
環境移行ですが、ペンタブレット、スキャナと、USB機器がまだ5割ほどインストール保留中。
そして前のPCよりも背面のUSB端子が少なく、今までつけていた機器がつけられなくなった。
フロントパネルも前は4つあったのに3つしか無いので、やっぱり足りない。
USBハブも1つしか持ってないからもう1つ買わないと前の環境に戻せない…。
USB付け過ぎだからどうにか絞りたいと思いつつも、これら全部最低限いるのでどうにもならぬ。

2011年11月21日パソコンやハードのこと510, C300, FORCE3, Sandy Bridge, SSD, Windows

昨日は気付いたら寝ていた。
そんなわけで、買ったもののレビューをば。
レビューといってもDiskMark動かしただけだけど。
まずはCorei3-2100T。
構成は以下の通り。
CPU:Core i3-2100T
メモリ:DDR3-1333 2GBx2(4GB)
HDD:WD Caviar Black 640GB
MB:Foxconn H67S-B3
OS:Windows 7 Ultimate 32bit
VGA:IGP HD2000(CPU内蔵GPU)
win2100t110714.png
まぁ普通といった所。といってもi3の低クロックでこの評価は高い。
次はCore i5-2500。構成は変わらずだけどメモリを8GB追加。
2500_16gb110714.png
メモリ相性が厳しいといわれてるSandyBridgeで何の問題も無く認識しました。
流石、最近ハズレ無しのGigabyte。
早く移行したいけど、面倒だなぁ…。
と、一通り動作チェックとパフォーマンス評価は終わったので
今回のキモであるSSD、CorsairのFORCE3を使ってみる。
公式データ
製品名:CSSD-F120GB3-BK Corsair FORCE SERIES 3 120GB
読み込み公称値:550MB/s
書き込み公称値:510MB/s
このデータどおりなら120GBクラスで市場価格を見ても最速最強なのだが…。
ベンチマークはCorei5マシンもCorei3マシンもチップセットは同じH67なので
接続が面倒じゃない方のCorei3 + foxconn H67S-B3でテスト。
IDEモードはAHCI、ドライバはIntel AHCIドライバ。
force3random110714.jpg
んん…?
前回のインテルのSSD、510のIDEモードの時より酷いガッカリ感。
クリーンインストール環境なのでOSが悪いわけでも、ドライバの失敗でもないし
なぁにこれぇー状態。
ゼロフィルでベンチ取ってみた。
force3All0fill110714.jpg
次は1fill。どういう事かイマイチわからんけど、
多分ゼロフィルが00データで埋めるのに対してFFデータで埋める処理だと思う。
force3All1fill110714.jpg
何故かスコアが上がる。
どちらにしても、ゼロフィルしても公称値には遠く及ばない
不具合騒ぎがあって回収したのに、満を持して再出荷された結果がこれだよ。
唯一の救いは、Intel510シリーズに比べてランダム4kが早い所。
読み込みは差ほどでも無いですが、書き込みが2倍近く早い。
ランダム4kでのNCQ有効時の読み込みはC300に遠く及びませんが。
■4kQD32(AHCIモードNCQ有効)
Corsair FORCE3 120GB:Read 93.48MB/s / Write 141.9MB/s
Intel 510 120GB:Read 86.71MB/s / Write 65.56MB/s
Crucial RealSSD C300 64GB:Read 190.8MB/s / Write 76.39MB/s
Kingston ssdnow Vseries 40GB:Read 136.9MB/s / Write 40.18MB/s
下2つとの違いは、SATA2かSATA3の違い。
NCQが有効であっても、SATA3環境がまだこなれてないのでスコアが出ないのかも知れない。
SATA2のコントローラーは既に枯れたチップだしね。
にしても、いくらベンチマークは通常使用と違うと言われてても
このFORCE3の結果はいくらなんでもガッカリすぎる。
ゼロフィルでしか早くないんじゃ通常使用でも期待出来ないように思えちゃうじゃないか。
物理フォーマット専用SSDw
しかもそれでも公称値より低いっていうね。
ファームアップで早くなったりするんかねぇ…。
SSDの公称値はどのメーカーもほぼ期待値だけど、流石にランダム性能が公称値半分以下はないだろう。