GPCPU

2016年9月19日

AviutlにCUDAとGPCPUが使えるフィルタープラグイン
NL-Means filterがあったので、試してみた。
フィルター無し、DFFのavi出力そのままH.264エンコ。
【ニコニコ動画】DFFエンコテスト
NL-Means filterのGPUエンコ。
フィルタ設定:空間範囲16、時間範囲7、分散50、計算MODE3(GPU計算)
【ニコニコ動画】DFFエンコテスト2
※ 2つとも丸1日非公開設定にしてたので、私以外視聴してません。
  今は公開にしたので私以外でも視聴可能だけど、
  タグ無いのでキーワード検索以外発見不可。あくまで画質テスト。

かねてからDFFの動画出力はすげぇいい機能だと思ってるんだけど
DFF自体が戦闘グラ、背景がドットパターン目立ちまくりのテクスチャで
PSP-3000だと余計にそのパターンが目立つわけですよ。
クラウドさん使いだと合体剣のグラデでドット目立ちまくりだと
もう気になって気になって。
で、どうにか出力したaviをフィルターで誤魔化せないか調べてたら
GPUを使ってフィルターかけや、エンコが出来る
上記のNL-Means filterを発見。
元々GF寄りに作ったらしいので、RADEなウチでは
速攻エラー落ちとかしたけど、何度か使ってクセがわかったので
とりあえず最高設定でエンコしてみた。
フィルター無しだとmp4出力が8分で終了に対して、フィルター有りだと3時間。
もしCPU全任せならおおよそ10時間くらいになったわけか。
だけどもこのフィルターでドットパターンはかなり軽減。
別のプラグインとかでも似たような事出来たけど
文字までボケすぎててだめだこりゃな感じだったので。
フィルタ無しよりは締まりが無くなったけど、
mp4圧縮時に多少ボケたからこの辺で妥協。
流石にエンコ中は寝てたので
最終的にどこまで負荷に耐えたのかわからんけど
ウチのHD4870が負荷98%までいったのは初めてです。
DMC4回しても平均48度くらいで済んでたGPUコア温度が
ファンを交換してから初の58度突破。
しかも再起動後に何故か勝手にCCCのカラー設定が変わっている。
でもこれ、最終的にAMDがしたいCPUとGPUの効率的な負荷分散が
実装されたら、かなり便利だよなぁと思った。
今回はGPUエンコしてると画面描写処理すら
エンコに回されて、OSのGUI操作すらままならんし(秒間0.5fpsくらい)
Aviutlのプラグインの出来も良くないけど
GUI操作部分の負荷は残しつつ、CPUで出来る処理も用意したら
GPUマルチコア、CPUマルチコアで10%程負荷残してたら
エンコしながら別の作業とかも可能になるかも。
GPUエンコ用にVGA追加って全部のPCで出来るわけでもないしねー。
マザーの物理的制限もあるし('A`)