自作界隈

2016年9月19日

Corei7を組んでからしばらくは財政がかなり厳しいので
衝動買いしないように自作業界は覗いていなかったのだけど
知らない間にいくつも新しいパーツが出ていてびっくりした。
具体的には3、4ヶ月くらいしか経ってないわけだが
3、4ヶ月となると1クールに当たるから新パーツが出てもおかしくはないか。
例えばPentiumGとかきいたことねぇよって思ってたら
ただ単に新CoreシリーズのGPU内蔵CPUの最廉価版だった。
i3の一番安いのと価格差があまりないので意味ねぇとか言われてた。HT無いし。
VTの有無は知らんけど、HTいらんなら有りだとは思うけど
わざわざLGA1156組むなら普通はi5以上選ぶよなぁと思った。
DDR2どころか、安くなるはずのDDR3も全然下がらんし、
1156で組むにはまだまだ予算を多めに見積もらなきゃいけないから
ここまで金かけるならCPUケチりたくないという心理のほうが働くと思う。
後は知らん間に出ていたi7の980。6コアHTで12スレッドのやつ。
975が4コアで980が6コア。モデルナンバーややこしすぎるだろう。
これじゃ6コアの下位モデルが出ないみたいに思えてくる。
12スレッドとか、ぶっちゃけエンコ中心のPC以外ならいらんけどさ。
つい最近の立ち読みで知ったのが、PhenomII X6。
こっちは名前からも分かるけど、PhenomIIIの6コア版。
i7 980が10万円に対してこっちは3万円強。
かなり割安だけども、性能も値段相応でコア数以外のメリット無し。
普通に同価格帯のi7シリーズに負けてる模様なので、
並列スレッドメインで稼動させないと6コアの恩恵も無いと思われる。
あれ、並列メインでやるならやっぱりエンコになってくるし、
そうなると速さ重視なんだからi7 980でよくね?ってなる・・・。
GPCPU+i7 980でエンコするよりの恩恵があるならX6も有りか。無いけど。
安さで勝負にしても、1コア辺りの処理速度がCore2シリーズに負けてる以上
Core2環境が今のAMD最新環境の価格より若干安い予算で揃えられる為に
今のAMDには選ぶメリットが見つからない。
一番安いPCでいいっていう場合もION+Atomで決まってるし・・・
(もちろん私的には低スペック過ぎるAtomを選ぶという選択肢は存在しないが)。
CPU市場は775でそこそこの性能が安価で構築できるIntelがまだ安泰か。
ビデオカード市場はやっとnVIDIAがDX11世代のカードを出したけど
ドッフさんのBlogにもあるようにパーツが自損するとか
半年遅れで出しておいてHD5800シリーズに10%程度しか勝てないとか
消費電力がRADEONより30%以上も高いとか
かたやRADEONは2Dがやっぱり終わってるとか、どっちもデメリットがでかすぎる。
性能向上をしないと最新を揃えたがる自作erに売れないってのは分かるけど
現状のビデオカード市場だと投資に対して回収率が悪すぎる気がする。
性能の伸び率も下がってきてるし、2Dの性能は逆に下がる一方。
人口が多いオンラインゲーム市場に対して、両社ともDX9世代のカードを
省電力、高性能の新設計で出した方がよほど儲かる気がする。
あとGPCPUの技術をもっと有効利用できるアプリが増えて欲しい。
エンコに関しては使いやすいTMPGEncではフィルタにしか有効じゃないし
他はエンコに使えるけど編集機能が無いとかあるし
そもそもnVIDIAのCUDAばかりでATiのは未対応ばかり。
OpenGLを使った2Dアプリの高速化も
例えばPSでは実際のピクセル位置がズレるとか致命的な欠陥ばかり。
昔は性能上出来なかったってのがせいぜい3Dくらいなもんだったけど
今は3Dがメインになってきた代償として、他の部分が遅くなったとか
早くできるけど欠陥が多い、このパーツの場合は可能とか
高性能になったのに我慢しなきゃいけない事が増えたとかおかしな話である。
そりゃ数年前から比べれば様々な部分の性能向上はあるけど、
昔は出来ていたオールインワンからかけ離れてきた気がする。
さて寝るか。