FW3.65のPSVitaにHENkaku Ensoを導入する

2018年11月9日パソコンやハードのことCFW, HENkaku, PSVITA

Diva Xをやり尽くしてから数年Vitaを起動していなかったのだが
ふとネットを見ていた時に、いつの間にかVitaにもCFWが動くようになっていた。
で、調べてみるとFWバージョンが最新の3.69以外は全てHEN(電源切るまでは有効のCFW)が動き
3.65までは電源切っても有効なCFWが導入出来るとのこと。

ウチのVitaを調べたらFWは3.62。今から2年くらい前のFWらしい。
随分使ってなかったんだなと…。

PSP同様にCFWを入れるとゲームのバックアップが出来るので、
ゲームカードなしでも動かすことが出来ます。
更に、ゲームカードを入れる場所にmicroSDをマウントできるSD2Vitaなるアダプターもあるので
買ったやつ→ XBERSTAR PlayStation Vita メモリーカード変換アダプター Ver.3.0
それを使うとソニー純正のメモリーカードも不要になり、64GBを1万円とかで買わなくても済むように。
(microSDの64GB(80MB/s)は1200円くらい)
SanDisk microSDXC ULTRA 64GB 80MB/s SDSQUNS-064G Class10 サンディスク
(関係ないけど、気づいたらZ3、Vita、Z2Tabletと、全部同じSDカードだわ…)

そこで自分はCFWを入れて、歴代Diva
・PSP 初音ミク Project DIVA
・PSP 初音ミク Project DIVA 2nd
・PSP 初音ミク Project DIVA extend
・PSVITA 初音ミク Project DIVA f
・PSVITA 初音ミク Project DIVA F2nd
・PSVITA 初音ミク Project DIVA X
を全部入れてしまおうと思い立ったわけである。
F2ndはダウンロード版なのでどの道既にメモリーカードに入っているが…。


歴代Diva。因みに左上のPS4のFuture Tone DXはダウンロード版もPS4に入ってる。アホである。
PS4版Xは未開封。Vita版Xのクロスセーブを適応したらゲームクリアだからである。アホである。

関係ないけど、PS3版F2ndとVITA版F2ndをどちらも購入すると何らかの特典があったけども
VITA版をダウンロード版を買ったばかりにその特典が受けられなかったので、
PS3版も結局DL版を買ったの思い出した。
パッケージ版は発売日当日に売りに行った…。

いつもどおり話が脱線した。

さて、本来VitaにCFWのHENkakuを入れるにはFW3.60から始めると
VitaのインターネットブラウザからHENkakuのHP(https://henkaku.xyz)を表示して
インストールボタン押すだけで終わるんですが(厳密には電源落とすまでは有効のHENが入る)
ウチのVitaは3.62だったので、その方法が既に使えません。
ですが3.65までは電源を切っても有効なHENkaku Ensoが入るので、それを導入する為に
別の手順でHENkaku導入 → HENkaku状態でHENkaku Enso導入 をすることにします。
冒頭にもあるように3.68まではHENkakuが入るので、HENkakuを入れてからEnso化するということ。

まずは3.62なのでこれを3.65にあげます。
ですがシステムアップーデートをしてしまうと3.69にされてしまうので
ここでまず工夫をして、システム設定のwifiの設定を開いて
「詳細設定」 → 「プライマリDNS」に 23.96.6.207 を入力して保存。
その後にシステムアップデートをWifi接続でアップデートするを選ぶと
3.65 変革 compatible」が表示されるので、このままアップデートします。

ここで入るファームウェアはあくまで最新チェックを偽装してるだけなので
ここでCFWが入るわけではなく3.65を公式でアップデートする場合と同様です。

3.65にした後に、HENkakuを導入できるようになるアプリのh-encoreを導入して
HENkakuをVitaにインストールします。
具体的な手順は長すぎるので、こちらのサイトを参考に。
Kotyan Life | PS Vita FW3.65-3.68 CFW HENkaku h-encore リリース [導入方法]

因みに今はFinal h-encoreなるものがあって、そっちはもっと導入が楽らしい。
結果は同じだからどの方法でもいいけど。

h-encoreがVITAに入ってから実行するとHENkaku installがあるので実行してHENkakuをインストール。
次にファイルマネージャーであるVitaShell Downloadを選んでこちらもインストールします。

ここからHENkaku Ensoを入れるので、また上記サイトの別記事
Kotyan Life | PS Vita FW3.65 CFW HENkaku Enso [導入方法]
を参考に、
updater.vpk
PSP2UPDAT.PUP

をダウンロードしてきて、パソコンとVitaをUSBで繋いで、
VitaShellのSTARTボタンメニューから「Memory Card」をマウントし
SELECTボタン押してUSB接続をして2ファイルをVitaのメモリーカードに突っ込みます。

最初にupdater.vpkをShell上からインストールすると、
ホームに「3.65 HENKaku Enso Updater」が出てくるので実行。
一度実行するとメモリーカードに必要なフォルダ・ファイルが作られるので、完了したら一度終了。
またVitaShellを起動してさっき入れたPSP2UPDAT.PUPを、
今作られたフォルダのux0:/app/UPDATE365/に移動させます。
ここで一度再起動

再起動後に再び「h-encore」を実行してHENkakuだけ導入し直し。shellはさっき入れたから。
導入終わったら「3.65 HENKaku Enso Updater」を再度実行。
さっきと画面が変わって英語で
You are about to Custom Firmware 3.65 HENkaku Enso.
とか書いてあるから
そのまま×ボタン押して実行させると導入が始まります。
途中で真っ黒い画面からシステムアップデート画面に勝手に切り替わりますが、
ここでHENkaku Enso適応済のファームウェアを書き込んでるのだと思われる。

自動的に再起動すると、Vita起動時のソニーロゴがなんかアンノーンみたいになったら導入完了。

導入後はゲームカードのデータをVitaShellからgro0にアクセスして
「app/ゲームのID」をメモリーカードのapp内にコピーしてゲームカードを抜き、
(ようはダウンロード版と同じフォルダ構造にする)
メモリーカード内の「user/savedata/ゲームのID」のフォルダをどこかにバックアップして
一度ホームのバブルを削除してからVitaShellで「LiveArea Refresh」を実行すると、
ゲームカードからバックアップしたゲームがホームに並ぶハズ。

並ばなかったらVitamin等のバックアップツールが必要かも。
自分はゲームカード、ダウンロード版、DLCとかゴチャゴチャしてるから
nonpdrmで抽出したライセンスキーもコピーしてるから、
キー無しで同一機種・同一AIDで動くのかわからない。

nonpdrmの詳しい使い方はここ
Vita 偽ライセンスを作成してゲームのDRM保護を回避する事が可能な NoNpDrm v1.0 がリリース
ゲームカードのダンプ方法を調べてたらこの記事が引っかかったので、
自分はこの方法でバックアップしたけど、Vita自体を引っ越したわけでもなく
自分しか使わないから実際はこのツール自体が不要なのかもしれない。

無事に並んだらさっきバックアップしておいたセーブデータフォルダを
「user/savedata/ゲームID」に書き戻します。
セーブデータはバブルを消す時に一緒に消えてしまうので、退避しておく必要があるのだ。

バックアップをしていくとメモリーカードの容量も足りなくなるので
TF-Card-Plugin-Toolをインストールし
SD2Vitaを使えるようにして、メモリーカードの中身をまるっとSD2Vitaにコピーして
メモリーカードの代用品として使えるように出来ます。

ただ結局ゲームカードの部分にSD2Vitaを挿す以上、ゲームカードのバックアップをする際は
メモリーカードに移動するかVitaShellからUSB接続でパソコンに移動するかしかないので
以下の手順となり少々面倒である。

VitaUSB接続→VitaShell→マウント先を「Game Card」
→appフォルダ内をパソコンにコピー
→以後バックアップしたいゲーム繰り返し
→バックアップ終了後USB接続を終了してマウントを切ってゲームカードからSD2Vitaに入れ替え
→再度VitaShellからマウント先を「SD2Vita」にしてUSB接続
→さっきのバックアップしたゲームカードのデータを「app/ゲームID」フォルダに転送
→TF-Card-Plugin-ToolからメモリーカードをSD2Vitaに切り替え
→再起動
→LiveArea更新
直接ゲームカード→SD2Vitaに入れられれば話は早いのだが。
SD2VitaからmicroSDカード抜いてパソコンのカードリーダーに入れればいけるんかな…?

あとはPSPエミュレーターのAdrenaline661.PBPを導入して
VitaShell上からUSB接続で「ux0:/pspemu/ISO/」に
事前にバックアップしておいたisoファイルを入れれば完了である。
もともとPSP時代にも入れ替えが面倒だということで、
初代、2nd、Extend全部バックアップしてあったのでバックアップ時間取られなくてよかった。

ただ、最初にDiva Xのゲームカードのバックアップをやったので
バブルを消すとセーブデータ消えること知らなくて、セーブデータが吹っ飛んだのはまいった…。
クロスセーブしてあったから、そこから書き戻したけども
100時間超えのデータから本編はクリア済みとはいえ、78時間越え程度まで巻き戻ってしまった…。

2018年11月9日パソコンやハードのことCFW, HENkaku, PSVITA

Posted by メイの人